昔から『タクシーにだけはぶつけるな』と言われています…が!

確かにタクシーと接触事故を起こしてしまうと高額な修理代・賠償金が請求されることが多く、泥沼のトラブルに陥ってしまうケースが少なくありません。

実際にどれくらい請求されるのか?まとめていきます。

タクシー会社から請求されるであろうお金は?

修理見積もり

タクシー会社から事故の賠償金として請求されるのは

  • タクシーの修理費用
  • 休車補償金

の二つです。

タクシーの修理費用

まずは車の傷を直すための修理代を請求されますが、これは至って普通の金額です。一般車を修理するのと大きく変わるものではありません。

(ただ、ふっかけられることもあります)

『補修』ではなく『交換』で見積りされます

よく有りがちなのが『ぜんぜん傷ついてなかったのに、修理費が高すぎる!』と揉めるトラブル。

これは損傷の大小に関わらず、部品の補修ではなく新品と交換で見積もられるためです…でも、これってタクシー会社に限ったことではく、貴方がぶつけられた被害者の場合でも新品で見積りますよね?

(そして交換で修理代を請求して、実際はパテ補修で済ませたりするわけです。)

部位ごとによる大まかな修理代(新品交換)

高い修理費が請求されるとはいえ、『相場』というものがあります。

良くぶつけてしまう箇所の修理費用はだいたい次のような修理費が請求されます。

  • バンパー修理⇒10万円
  • ドア修理⇒10万円

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休車補償金

ぶつけて損傷してしまったタクシーは、当然のことながら修理期間中の営業ができません。なので、その分の『稼ぎ』を補償してあげなければいけません。

これが『タクシーだけにはぶつけるな』の理由のひとつでもあります。

1日あたりの補償金は?

タクシー会社によってバラつきがありますが休車補償金の相場は、

1日あたり7,000円~9,000円です。

大きな損傷であればあるほど積み重なっていくわけです(汗)

部位ごとの大体の修理期間

  • バンパー修理2~3日程度
  • ドア・フェンダーの擦り傷3~5日程度
  • ドアなど部品交換1週間以上

部品の在庫が手配しやすいものであれば期間も短く済みますが、希少な部品の場合や損傷具合が大きいと10日以上で休車補償金だけで10万円を超えてしまうこともあります…

休車補償金は建前かも?

休車補償…といっても、実際にタクシー会社には有休している車が一台もないわけではありませんし、軽微な損傷であれば実際に休車せずに平気で営業する場合もあります。

なので、実際の休車期間ではなくて『だいたいこれくらい』といった感じで請求されることも多いです。

どうして揉めるの?

タクシー会社からすると『商売道具を傷つけられた』わけですから、修理費と休車期間補償を請求されることに納得できないわけではありません。

なのに、なぜ揉めるんでしょうか?何か裏があるのか?ちょっと突っ込んで説明していきます。

タクシー会社は任意保険に入っていないことがある

タクシー会社側が任意保険に入っておらず、警察や保険会社を通さず示談で済ませようとしてくる場合があります。

一般車

すみません!追突してしまいましたが…大丈夫ですか?


タクシー

いえいえ、損傷も大したことないので示談で良いですよ。仕事中ですのので後日連絡しますよ。


一般車

良かった…すみませんでした。連絡待っています。

後日…

タクシー

修理費もろもろで20万円です。


一般車

え?そんなにするの…!?

警察にも保険屋さんにも連絡してないし…泣き寝入りするしかない…??

こうなってしまってからでは手遅れです。

必ず警察に連絡し保険会社にも連絡を

普通の交通事故でも鉄則ですが、タクシーと事故った時も必ず示談で済まさずに警察を呼びましょう

見た目が軽微な事故だったり、タクシーの運転手さんが焦っているor怒っているような場合でもこの一瞬だけは気をしっかりもって対応する必要があります。

加入している保険に弁護士特約があるのなら利用しない手はありません。

タクシー会社は『事故慣れ』しています

タクシー会社には『事故対専門のスタッフ』が居るものです。

車に関わる仕事ですから大小関わらず交通事故は日常茶飯事です。どうすれば損害が少なくなるのか、どうすれば賠償金を多くとれるかを知り尽くしているわけです。

そんな相手に示談で済まそうとすれば思う壺…タクシー会社は運転のプロとも言われますが事故のプロとも揶揄される由縁です。

弁護士特約がなく相手のペースに嵌ってしまうかも…と心配な場合は無料で相談できる法律事務所に相談するのが安心です。

交通事故のトラブル・悩みを無料相談

ただ、忘れてはいけないのは…?

ただ『タクシー会社!なんて酷い奴らだ!』と思ってはいけません。ぶつけてしまったのなら加害者はこちらです。

加害者が被害者に賠償金を払うことは当然の話で、その計上方法や使用用途を正す立場ではありません。

第一に、事故を起こした時の対応をしっかりすることです。

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