
車のボンネットは、車の顔ともいえる部分を形どる重要なパーツのひつです。
面積も広く、人目にもつきやすい、汚れも目立つ、そして傷や凹みも一目でわかってしまいますよね。
車全体の印象を左右しかねないボンネットの修理費用はどれくらいでしょうか?
ケースごとに紹介していきます。
目次
ボンネットの凹み・えくぼの修理費用は?
有りがちなのが、高速道路を走っていて先頭車両が跳ねた石に当たって凹み・えくぼが出来てしまうケースです。
小石が当たった程度、3cm四方くらいの小さな凹みであれば、
- 板金
- 叩きだし
で1万円前後が相場。
- パテ盛り
- 塗装
が必要だった場合は3万円前後が修理費用の相場です。
修理期間は?
ボンネットの凹みが小さければ2日間見ておけば十分でしょう。
塗装も必要だった場合は天候にもよりますが3日間を見ておきましょう。
ディーラーと修理工場どちらで修理するのが良い?
ボンネットの凹みが小さければ、再塗装の範囲も小さいので修理工場で十分綺麗に仕上がってきます。
ディーラーの場合は修理ではなくボンネット交換にしたがるので費用がかさんでしまうことも考えられますし、板金塗装となると結局下請けの修理工場に出すことになります。
板金業者も探せば腕の良いお店も多くあるので、修理工場で修理するのがおすすめです。
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ボンネットが開かないときの修理費用は?
ボンネットが開かない理由として、まず考えられるのはボンネットをロックしているボンネットオープナーワイヤーの劣化又は損傷が考えられます。
修理はできず、新品部品との交換が必要になってきます。
その場合は部品代と工賃で7000円~10000円が必要です。
修理期間は?
早ければ半日。
混雑していても1日あれば十分に修理できます。
ディーラー?修理工場?
作業自体はとても簡単ですのでどこで修理しても問題はありません。部品入荷等の都合でディーラーのほうが幾分早いと思います。
ディーラー整備の場合は、整備保証がつきます。この点の安心感は高いと思います。値段は少し高いと思いますが、ディーラー整備をお勧めします。
ボンネットが浮いている・閉まらないときの修理費用は?
ボンネットが浮いている場合や閉まらない場合、考えられるのはボンネットをロックするボンネットラッチの故障と考えられます。
部品交換で対応することになります。
その場合は部品代と工賃で1万円弱になります。
修理期間は?
簡単な部品交換で済みます。
数時間見ておけば十分に修理が可能です。
ディーラー?修理工場?
簡単な作業ですのでどちらで修理を行なってもとくに問題はありません。部品入荷等の都合でディーラーのほうが少し早いと思います。
やはり、ディーラー整備の場合、整備保証が付くのが大きいでしょう。
ただ、ボンネットが閉まらない状態で走行すると、走行中に突然ボンネットが開いたりする可能性もあるので、正確な整備が必要なためディーラー整備をお勧めします。

ボンネットが浮いているのはとっても危険!
走行中にボンネットが開くこともあるのですぐ修理を!
ボンネット交換をする場合
明らかに簡単な板金塗装ではなおらない場合、ベッコリ凹んでいる、くの字に拉げている場合、そんな時はボンネットごと交換になります。
小さな傷で簡単に修理できると思っていても、プロの目で見てもらった結果、内部まで損傷している場合もあるので、しっかりと修理工場やディーラーで見てもらいましょう。
新品のボンネットで補修した場合
- 部品代30000~40000円
- 塗装代35000~50000円
工賃を含めてトータルで60000~90000円ほどが相場です。
中古の場合は安い!
中古のボンネットの場合、部品代が10000~20000円程度、色を合わせて購入すれば塗装代は浮かせることができます。
トータルで25000~30000円ほどが相場です。
『できれば中古で手配してほしい』と一言伝えましょう。
修理期間は?
ボンネットの在庫があれば早いかもしれませんが、揃えていないことがほとんどでしょう。
部品の手配に2~4日。
塗装、取り付けに1~2日(天気にもよる)、合計で1週間は見ておく必要があります。
ディーラー?修理工場?
どちらでも構いませんが、ボンネット交換の場合はディーラーに出しても結局は下請けの修理工場でなおすことになります。
年式の新しい車ならディーラーでもOKですが、古い場合で『こりゃボンネット交換だな』と思ったのなら修理工場に出しましょう。