センターオーバーの対向車と衝突!過失割合は?

片側一車線の道路の運転って神経を使いますよね。

センターラインオーバーをしてしまうと大惨事になりかねませんが、「お互い動いている」というのも事実なので衝突した時の過失割合が気になりますよね?

この記事ではセンターラインオーバーで対向車と衝突してしまった時の過失割合について実際の体験談を交えて解説していきます。

居眠り運転でセンターラインオーバー

Kさん 男性の体験談

仲の良いグループでミニバンをレンタルして北海道旅行をした時のことです。

長距離運転で疲労が蓄積してしまい、眠気と闘いながらセンターラインのある道幅の大きな国道を走っていると…

ふとした瞬間にセンターラインオーバーで対向車に衝突。サイドミラーをぶつけてしまう事故を起こしてしまいました。

幸い、オフセット衝突にはなりませんでしたが、もう少しオーバーしていると…と思うとゾッとします。

事故当時の状況は?

こちらの状況

  • 法定速度50km/hで走行
  • センターラインオーバー
  • 軽い居眠り運転

対向車の状況

  • 法定速度50km/hで走行

私の車はサイドミラーが吹き飛んで、運転席側の窓ガラスがこなごなに。車内にガラス破片が散乱していました。

相手の車もサイドミラーが吹き飛んで、車体の右側に無数の当たり傷ができていました。

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過失割合は?

道幅の広い道路(センターライン有)でセンターオーバーし対向車に衝突した場合

過失割合は10:0になります。

よく「両者が動いている限り10:0にはならない」とされる自動車事故のなかでも稀なケースで、相手に飲酒運転、無免許運転、過度のスピード違反などの明らかな過失が無い限り、相手の過失が認められることはありません。

というのも、センターラインのある道路では「車はセンターラインを越えないことが大前提」とする信頼の原則があるからです。

信頼の原則とは?

車を運転するうえで最低限守らなければいけないルールってありますよね?

  • 赤信号では止まること
  • センターラインを越えないこと
  • 暴走運転をしないこと

など、相手も必ず守るだろうと思われる基本的な常識、ルールの違反に対しては、被害者は回避責任予測責任が追及されません。

「相手がセンターラインを越えるかもしれない…」と予測して止まってしまっては、潤滑な交通の妨げになってしまうからです。

センターラインが無かった場合は?

この信頼の原則によって10:0になるのはセンターラインがあった場合です。

道幅が狭くセンターラインが引かれていない場合は、お互いにセンターラインをオーバーしてしまうことが予測できるので8:2または9:1となった判例もあります。

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